5.トクマルシューゴ「EXIT」
好きな音楽はどんなのですか?って尋ねられるのって意外と難しいですよね。僕はちょっとひねってあるポップなのが好みですって答えることが多いのですが、まさに、そのちょっとひねってあるポップなアルバムが今年で言えばど真ん中でコレなんです。ちょっと違うかもしれないけど、僕の感覚でいえば、トクマルシューゴは和製Linus of Hollywood(2006年の4位で選んでます)ですね。エレクトロニカからトイポップ、果てはサイケやフォークまで飲み込んだ上でこのポップ具合、世界に誇れる日本人とは彼のことですよ。
4.クラムボン「Musical」
ぐるっと一周して開かれた場所へ戻ってきたクラムボンがリリースしたのは非常に聴きやすいアルバムでした。これは売れて然るべきですよ。そして、このアルバムのレコ発ツアーがまた素晴らしかった。メンバー3人の人間性と優しさが音を通じてこちらにも伝わってくるようなステージで、ライヴの間中、僕は終止笑顔でノリまくってました。まさに楽しいという感情の極地でしたね。このツアーの様子をおさめたドキュメンタリー映画「たゆ たう -GOOD TIME MUSIC of clammbon-」が来年すぐに公開されるというので、僕は今からそわそわしています。
3.MIKA「Life in Cartoon Motion」
全曲捨て曲なし、というキャッチはこのアルバムのためにある言葉じゃないかと思うほど、アルバムトータルで素晴らしいマジカルポップな一枚です。またその一曲一曲がバラエティーに富んでいて、完成度まで高いときているんだから、あとはもう今年のフジロックでMIKAを観れなかったことを孫の代まで後悔すればいいだけですね。アルバムのサイケなポップ感も最高ですね。