初日は16時から22時までテントで寝てたし、二日目もトリ前に帰ってしまったので、見た数は例年に比べると少なかったのだけれど、その分中身が濃かったですね。初日のnhhmbaseと二階堂和美はどちらも個性が際立っていましたし、ユアソンは相変わらずの楽しさで、雨だっただけにここで体を目一杯動かせたのは幸いでした(ただ、普段の運動不足か踊ってる途中に足を負傷してしまいましたが)。トライセラも懐かしい曲が沢山聴けて大学時代を思い出しちゃいました。二日目はリハで聞こえてきたかわいいボーカルの声にひかれて、名前も知らなかったプリングミンを見ました。かわいい女の子ドラマーが秋田出身で親近感。土岐麻子は去年の原田知世の様に、アラバキに存在感を残していたように思えます。津軽ステージの水辺のロケーションは美女が映えますね。スティールパンワークショップではパノラマスティールオーケストラのメンバー指導の元、実際にスティールパンをたたかせてもらって、軽く興奮しちゃいました。あれは楽しい。僕の一番のお目当てトクマルシューゴも淡々とながらも音数の多さを見事にバンドで表現していて、すごくワクワクさせられました。でもあれはテントじゃなくて、野外(それも晴れた空の下)で聴きたかったな。僕にとってはトリとなった堂島×ヒックスヴィル+大貫妙子は一度で3粒美味しい豪華なステージ。先日、山下達郎のライヴで「DOWN TOWN」を聴いたばかりなのに、まさか大貫妙子がいるステージでもこの曲が聴けるとは!間接的シュガーベイブ体験ですよ。加えて、ヒックスヴィルの「バイバイブルース」がまさにどしゃ降りの歌で、土岐麻子の「Singin' In The Rain」と共に、憎らしい雨がその瞬間だけ素敵な演出に感じられました。自らの笑顔指数から考えてもこの3組のスペシャルユニットが今年の僕のベストアクトかな。一緒に行っていたメンバーの都合もあって、ワークショップでお話させてもらったパノラマ・スティールオーケストラのライヴ自体が見れなかったのが唯一の心残りではあったのですが、堂島くんの「葛飾ラプソディー」でフェスを締めくくったというのもある意味面白かったのかも。あっ、あと最後に、カレーは3食しか食べませんでした。詳細は後日、カレーブログにて。